「地域が繋がる」機会を、これからも
2024年3月24日(土)、門前東小学校体育館にて、「雪割草まつり 〜令和6 年能登半島地震復興に向けて〜」が開催されました。1月1日以降、輪島市門前町では、はじめての大規模イベントとなり、門前町の方々、ボランティアはもちろん、輪島市からないしは遠く離れた金沢からも、数多くの方々が参加してくださいました。
Learning Crisis研究会(LC研)では、当日の公式パンフレットの作成・印刷を担当いたしました。余裕をもって通常版を300枚、文字が大きい版を200枚印刷させていただきましたが、受付ですべてなくなったということで、当日は500人を上回る参加者がいらっしゃる、大盛会だったことは確実です。
LC研は、東日本大震災の支援経験から、被災直後こそ、このようなイベントを開催するべきだと考え、お手伝いをしてきました。その理由は、「今、地域で一致団結した経験を確認しておく」ことが、何よりも重要だからです。仮設への入居、水道の開通、すでに地域ごとの差が出はじめています。残念ながら、大規模な被災地においてもっとも問題になるのが、「被災の格差」の問題です。人により、家庭により、仕事により、みなさんそれぞれどうしても運命が別れてしまいます。その時に「地域として団結した、盛り上がった」経験が、何よりも意味を持つことがあるのです。
私たちはこれから、地域としての繋がりの意味を思い出したり、大事にしていただけるようなサロン活動に、ここ門前で、力を入れていきたいと考えています。
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