輪島・門前町報告(数えられない)(6月3日)

門前日記

みんなで窓を拭こう!

今朝は発災直後以来の、最大余震がありました。輪島市が震度5強で、門前は感覚的にはもう少し弱めでしたが、正直言って、マジで、恐ろしいものです。

私は東日本時も最大余震を喰らっていまして、その時は本当に「終わった」的な恐ろしさを感じて、それを思い出しはじめてまたもや眠りが浅くなってボロボロ感が強くなっているのですが汗、今日はそれとは関係なく、ボラはみんなで窓を拭こう、という話です。

被災地で今、もっとも求められているが、なかなかできないこと。そのひとつが「窓拭き」です。

一月から避難所も集会所も公民館も、そしてボラの活動拠点も、ずっと酷使され続けてきました。掃除がなかなか行き届かない、片付かないところもあったと思います。でもそれは、名誉の勲章です。ひとのいのちと生活を支え続け活動し続けた証なので、散らかっていて、汚れていて当たり前です。むしろキレイに掃除されてる部屋からWeb参加している方が、ぜんぜん被災地支援になってないのです。

ただ、ゴチャゴチャの場所で寝起きしている期間が長くなると、身体も心も疲れてきます。発災後5ヶ月目、公民館から仮設へとフェーズが変わる中で、門前の皆さんもボラの皆さんも、だんだん疲れてきているのではないか、そう感じることがあるのが、正直なところです。

そこで、おすすめなのが、窓拭きです。東日本の時もそうでした。だんだん疲労が溜まりギスギスしてきた時に、思いつきで拠点の窓拭きをしたことがありました。すると驚くほど現場が明るくなって、なんかみんなスッキリして、前向きになれた気がしたのです。それ以降私は、しばらく、あちこちの窓を拭いて回り(トイレも掃除して回り)、それを組織代表の唯一最大の仕事としていた時期があったのです。

門前でも、参考にしていただける気がしています。で、窓拭きはどうしても掃除の中では後回しになります。そのために呼べる業者も予算もないし、地元の方にも、現地滞在中の支援者の方にも、その余力はありません。

こういう時こそ、こういう業務にこそ、ボラの出番です。

だから、通いのボラのような私たちが、意識して拭いてまわるぐらいじゃないと、いつまでも後回しになって、できないのです。

ということで、先週ぐらいから、LC研・駒大隊は、窓拭きグッズを携帯してまわっております。私が疲れてて大仕事ができなくなってきているということもあるのですが笑、窓拭きぐらいはできますので、ご要望があればいつものごとく、週末現地を走り回ってますから、タクシーのように呼び止めてご依頼ください笑(先約が入っていたらすみません)。

というか、窓拭きボラ、みんなでやりませんか?誰でもいいので、ぜひ立候補していただいて、一緒にどんどん拭いてまわりましょう!

活動報告 6月3日

2号車の対応で、3時間睡眠。でも畳より板間にマットの方が熟睡できるのはなぜ?いててだけど。

4時半 片付け準備。大人数だとウェア回収だけでも大仕事。

5時 無事に1号車を見送る。お疲れ様〜。

6時 ゴミを片付け。できる限り東京に持って帰るのが私らの流儀。

6時半 余震。2度とくるな。点呼および対応。

7時 黒島の見回りの方々とお会いする。カッコいい。

7時半 櫛比・第二小隊と合流。心配かけてすみません。中井さんと会う。お元気で本当によかった!なんかホッとできました。

8時 余震なさそうなので掃除開始。2泊させていただきながら、掃除の時間を確保するのも私たちの流儀。キレイにしにきてるのに汚して帰るのは本末転倒。まあ、うまくいかないのが常なのですが。

8時半 疲れて朝飯してたら、こういうタイミングで来る杉野さん笑。サボっててすみません汗。

9時 いよいよ窓拭き。とりあえず目につくところはどんどん拭きまくります。駒大第2班の男性陣は、本当にすごい!

12時 世界で1番美味しい蕎麦をご紹介。第二班は禅の里でアンリさんにご挨拶して、15さんとこでお土産&ソフトの黄金コースだったらしい。第一班はまゆちゃんと企画案を練る。

13時 東京へ!遠い…。

0時 なんとか到着。お疲れ様でした…

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