続・輪島・門前町報告(n+2)
セルフブランディングとかやったら負けだと思ってるのでPRとかしない主義のはずですが(の割にしてるかもですが)今回だけは。
少し遅れましたが、よろしければ、ぜひご笑覧ください。
なんと、講談社『群像』2025年5月号(今月発売)に、掲載していただきました汗。芥川龍之介賞を出す文芸誌、まさか敬愛してやまない筒井康隆先生や蓮實重彦先生と同じ表紙の日が来るとは。(もっとも柳田國男先生や丸山真男先生と同じ目次で国を征した時ほどではなかったかも爆)。
今回のご依頼も、例の青い本新装版をご高覧くださってでしたが「今は能登しか書けない!」とワガママを言って、門前の話を書かせていただきました。能登の話なかなか載らないし。で、思ったのは、自分がどれほど「書きたい文」しか書いてこなかったか。「人が読みたい文」を書くことができないか。編集者の方には、本当にいろいろ教えていただきました。深謝です。
このエッセイ、実は4本目です笑。最初の構想は「ショーウィンドウの外の祭り」。もちろん最初は、大本山總持寺のある門前区の春祭りからと、東北山元・大船渡まで通したものでした。が、伏線が多すぎて汗。で、書き直した時に2月大雪が来て、本郷の雪かきで「社会的雪かき」というのを書きました。文芸誌っぽく文化的雪かきをパロって、でも冷たすぎる。で、書き直したのが「旗持ちへ続く道」。天領祭・アマメハギから山王祭でほとんどできていたのですが、そこで衝撃的な経験をして、掲載作が生まれました。一月でボツ3本。難産すぎる爆。
備忘録兼ねてのご報告でしたが、「ショーウィンドウの外の祭り」、「社会的雪かき(1番気に入っている汗)」、「旗持ちに続く道」、いずれもいつか、世に問いたいなぁと願ってます。大幅リライト必要ですけど。少なくとも、門前の祭りは、特に獅子舞は、もっと歴史や記録に残すべきなので、機会を逃さず書き続けたいと思います。
あと、「柴田さんって結局、何が専門なの?」と言われることが多いので笑、これです、って言える感じなので(ダメかも)、その意味でも、載せてもらえてよかったです。これから、こういうのをドンドン学術的にやっていくのです。
新年度からいよいよ新章に入ってます。自分を捨て切ってガンガン行きます。ぜんぶ書くつもりなので、載せてくれるところ募集、ないしは講演とかの依頼も受けまくります爆。すでに月1で入ってますが、できるだけ詰めて入れるのでぜひ笑。
しかし、この歳になってなお、これほど学ぶ日々が来るとは…。門前に入ってから、良くも悪くも、ヒトについて、社会について、良くも悪くも、学ぶことばかりです。
辛さからしか人は学べない。この学びを必ず社会にアウトプットし切らねば。
能登は人生の教科書、社会の学校。あらためて門前に入った意味を噛み締めてます。深謝です。
活動報告 2025年3月14日(金)
門前公民館
門前図書館
鹿磯でちんちくりんで、一頭目のさんにんめ。
諸岡公民館。お化粧が笑われる。直さなくていいのかな…。
道下第一。衝撃。てかみんなうますぎカッコよすぎ。
道下第二。高島さんはひとのお祭りでもこんなにうれしそうなんですね笑。
大敷。頭打ちそうで怖い。ちなみに肩車は昔はやらなかったらしい。
鹿磯。色が美しい…。「共生のチンチクリン」は、実はこの時の色彩にこだわりました。カタカナな理由もわかってもらえるかなぁ。
お宮前。心が震える。
諸岡公民館。直会。集会所でもできるといいですね。海砂が心配だけど。
続く!
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